○稀少性
ダイヤモンドはキンバーライトといわれる母岩から産出されますが、原石からの得られる率は2000分の1といわれています。つまり、1ct(0.2g)のダイヤモンドを得るためには4トンもの母岩が必要なのです。
更に宝飾用として使用できる原石はその1ct中の20~5%程度といわれいるため、実際には4トンの母岩から僅か0.2~0.05ctしか得られることが出来ないというわけです。そしてそれ以外の内包物の多いあまり美しくないダイヤモンドは工業用として用いられます。


○耐久性と美しさ
ダイヤモンドは世に存在する物質の中でも最も高いモース硬度を誇り、『ダイヤモンドを削るにはダイヤモンドで』と言われるほど摩擦や引っ掻きに対する傷には強い石です。(ただし、割れや欠けに対する抵抗力(靭性)は水晶と同じ7.5と最高ではないため、ハンマーなどで砕ける場合があるようです。)硬度が高いからこそ行えるスム-ズなカットや、天然の無色透明石の中では最高の値をもっている屈折率・分散率共のおかげで大変美しく輝きます。
更に薬品や光線などによる変化に対しても強く、太陽の光に長年さらされても変化は起きません。


○流通の安定性
他の宝石とは異なり、ダイヤモンドの市場性・価格・品質・供給量などは極めて安定的で、国際的に標準化されています。それは、GIA(アメリカ宝石学協会)が考案した『4C』という指標によって価値・価格が国際的に定められているからです。更に、デビアスグループの販売会社である『ダイヤモンド・トレーディング・カンパニー(DTC)』によって供給が保たれていることが大きな要因となっています。
世界最大のダイヤモンド供給会社であるDTCは、多くのダイヤモンド鉱山を買い取り、所有することによって大多数のダイヤモンドを1か所に集め、需要と供給を調整することにより、安定した価格調整を可能にしています。つまり、ダイヤモンドが多く採れ過ぎたとしても一定の供給を保つことによって、価格の大きな変動を抑えることができるのです。




買取をしていく上で切っても切れないものがダイヤモンド。

この素材の価値を把握しなければ今後の買取ビジネスに影響を及ぼすことは間違いありません。

近年、ダイヤモンドは率直に言えば値下がり傾向となっております。その中でもI~SIレベルのアンダー・ミドルクラスは深刻な問題を抱えています。輸入大国であった日本も景気と共に輸入量が激減し、今や日本は供給過剰となりつつあるようです。I~SIレベルのダイヤモンドは市場ではかなりのだぶつきをみせており、値段が下落する一方です。このクラスは婚約指輪としても不向きで大量生産向きであるため、今の日本の消費では供給過多になってきたのが現状です。しかしながらダイヤモンドは、貴金属と並び、長期的なスパンで考えますと価値が上昇すると見られています。何故かと申しますと,ダイヤモンドの需要と供給のバランスは長期的には供給不足になることが明らかだといわれているからです。


ひとたび中国とインドの市場とが立ち上がれば,現在の年間1億カラットの生産では明らかに供給不足に陥ってしまうでしょう。まず、現在稼動中の鉱山の多くは鉱脈が枯渇して生産が減って行きます。ダイヤモンド鉱山の寿命は平均して20~30年程度です。アフリカや、新たに探鉱や開発が進行中のカナダやアルハンゲリスクで等の鉱山の生産とが全て順調に行ったとしても,現在の年間1億カラットの生産水準が減る事はあっても超える事はないと予測されています。品位の高いアフリカ各地の鉱山を持ち、高品位の原石の50%を押さえるデ・ビアスが今後も市場の価格支配権を維持し続けることも確かだとみられています。


また、前述の様に対抗各者とも、それぞれの鉱山開発に1000億円近い資本を投下しており、加えて鉱山は開発後にも新たな鉱脈の探鉱や坑道の維持、選鉱設備の改善等々、膨大な運営費用がかかっています。

 




 



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